身近にいるゴキブリについて

ゴキブリ目に属する昆虫の総称です。「御器かぶり」から、ゴキブリという名がついたという説があります。2億5,000万年前の後期古生代から出現を見たといわれており、世界中で4,000種、日本では約35種が分布していますが、大部分は野外で生活をしています。家屋内で見かける代表的な種類は、次の通りです。

チャバネゴキブリ
体長11~15mm、黄褐色。飲食店、ビル、マンションなどで最も多く見かける小型のゴキブリ。日本全土に分布。

ヤマトゴキブリ
体長25~30mm、黒褐色。古来からの日本の在来種で、特に関東地方に多く生息しています。

クロゴキブリ
体長30~40mm。体は光沢があり、黒褐色をしています。関東以西の飲食店、旅館、民家などで、ごく普通にみられます。

ワモンゴキブリ
体長30~45mm、褐色。日本のゴキブリの中で最大。南方系で九州地方に多いが、最近では東北地方でもみかけます。

ゴキブリによる被害

衛生害虫として食中毒やその他の伝染病など、人間に関係する様々な病原微生物の運び屋となっています。また見た目の気色悪さ、フンや体臭から起こるいやな臭気など不快害虫としても第一級の昆虫です。なぜたくさんのゴキブリが日本にいるのか、ゴキブリのメスは1度の交尾で何度も産卵でき、そのたびに“卵鞘(らんしょう)“と呼ばれる、複数個の卵が納められているカプセルを産み落としていきます。その卵鞘がとても硬い殻に覆われているので、殺虫剤の薬剤がなかなか届きません。駆除が難しいのはこのせいで、結果としてすさまじいスピードで繁殖してしまうのです。

ゴキブリの駆除方法などについて

生命力の強いゴキブリを完全に駆除するのは大変です。ゴキブリの生態を熟知し、事前の調査をしっかり行い、最適の薬剤を選定して的確に散布されてはじめて高い効果が得られます。市販の殺虫剤でも一時的には減少させることはできますが、根本的な駆除はプロに依頼するのが得策です。当社はベイト工法やMC懸濁剤などの新しい薬剤や工法を用い、豊富な体験に基づいた、素晴らしい防除実績をもっています。また、その後のメンテナンス、アフターフォローも充実させております。

日本にいるネズミについて

日本に生息するネズミの種類は、野ねずみと家ねずみを合わせて27種だといわれています。私たちが対象とするネズミは次の3種の家ねずみです。住まいに被害をもたらす「害獣」でもあるネズミ。日本において人家に悪影響を与えるネズミはドブネズミなど主に3種類存在し、それぞれ習性が異なります。今回は、ネズミの種類別の特徴について押さえましょう。

ドブネズミ
ドブネズミのサイズは他のネズミと比較して大きいです。平均体重は280〜480グラム、体長は18〜23センチです。見た目は丸い鼻と太い胴体、小さい耳が特徴的です。しっぽは頭と胴体を合わせた長さよりも短く、比較的動きは少ない傾向にあります。毛は全体的に赤褐色から灰褐色の色を帯びています。性格はどう猛です。

クマネズミ
クマネズミはとがった鼻、大きな目と耳、細い胴体が特徴的です。体長は17〜21センチ程度、体重は225〜340グラム程度とドブネズミより軽め。しっぽは頭と胴体を合わせた長さよりも長く、ムチのようにしなやかに動きます。毛色は全体的に暗い青みを帯びた灰色です。性格は臆病で神経質な傾向にあり、警戒心が強いのが特徴です。

ハツカネズミ
ハツカネズミの体重は14〜22グラムと軽く、体長も7~9センチと小さめ。毛色はつやがあり、体色は個体差があります。頭と胴体が小さく小柄なため、身のこなしは俊敏。細い場所を綱渡りのように移動することができますが、泳ぎは苦手です。寒さには弱い一方で、乾燥には強いです。好奇心旺盛で警戒心はあまり強くありません。

家ネズミによる被害

ネズミによる被害の多くはまず病原菌の媒介が危険です。ネズミの排泄物には病原菌が数種類含まれております。またネズミは走り回ることでその菌をまき散らします。そうした菌が付着し、汚染された食べ物を食べてしまうことで食中毒になる場合があります。さらに、ネズミは屋内の柱や壁、家具などをかじります。屋内の電気配線をかじることで、火災や漏電を引き起こすこともあります。高齢者や赤ちゃんであれば直接ネズミにかまれるケースも少なくありません。かみ傷から高熱を生じることもあります。また、ネズミの体にはイエダニやノミなどが多く寄生しています。これらはネズミから離れて人に付き、吸血することがあります。ネズミに寄生していたノミを経由してペスト菌に感染してしまうこともあります。他にも、ネズミが放つ悪臭や、走る音が与える不快感、不潔感なども深刻な被害といえます。

ネズミの駆除方法などについて

建物内のネズミ防除は、まず環境調査からスタートし、侵入路・外部環境・内部生息や被害状況などを十分に調査を行ってから防除することが大切です。つまり再度のネズミの侵入を防ぐ環境を提案致します。まずはどこから侵入し、どこに巣を作り、どこで餌を取っているかなどを推測し、粘着ボードを敷きつめたり捕鼡器などでネズミを追いつめていきます。その他薬剤や工法を用い、豊富な体験に基づいた、素晴らしい防除実績をもっています。

厄介者スズメバチについて

スズメバチによる被害が後を絶ちません、毎年多数の人が亡くなります。日本ではクマ、サメよりも大変危険な生物です。近年減少傾向にあるものの、日本でハチに刺されることで亡くなる方は、平成元年(1989年)から平成29年(2017年)までで746人、年平均約25人です(厚生労働省の人口動態調査による)。このうち60代以上の方が約80パーセントを占め、男女比では圧倒的に男性が多くなります。8月から10月にかけスズメバチに刺される被害が多くなります。巣も日を追うごとに大きくなってまいりますので家、庭で見つけたら迅速にご連絡くださいませ。刺される前に私共が駆除いたします。

スズメバチの駆除について

ご自身でのハチの駆除、とくにスズメバチの駆除は大変危険です。プロにお任せください。基本的に根本である巣を取り除いて残ハチを回収してまいります。また、高所での作業や軒下など様々な場所に巣を作りますので刺される前に一度ご連絡くださいませ。

不快害虫についてについて

私たちの周りには、多くの人に不快感を与える虫がいて、それらを総称して「不快害虫」と呼び アリ・ハチ・クモ・ムカデ・ユスリカ・ガ・ヨコバイ・カメムシ・ゲジ・ヤスデ・ダンゴムシ・ワラジムシ・チャタテムシなどが不快害虫と呼ばれております。もちろんムカデや蛾などは毒をもっていたり蚊などは大変危険な菌を媒介しています。

不快害虫の駆除について

大変種類が多く、種ごとに駆除の対処が違いますのでご相談を請けて確認をしながら対処させていただきます。近年では虫と呼ばれるものにあまり馴染みがないものですので不快感を与える種類として忌み嫌われております。また、対処方法も数多くございますのでお気軽にご相談くださいませ。